BASEとShopifyの違いを比較!手数料や機能の違いから選ぶ「正解」の基準

 


インフラ選びは「土地」と「工法」の選択である

ネットショップを開設することは、デジタル空間に家を建てることと同じです。一度建ててしまった後で、「やっぱり基礎から作り直したい」と思っても、移転には膨大な時間とコスト(スイッチングコスト)がかかります。

初心者が陥りがちな罠は、「なんとなく使いやすそうだから」「テレビCMで見かけたから」というだけの理由でプラットフォームを選んでしまうことです。

しかし、ビジネスの「期待値」を最大化させるためには、将来的な売上規模、必要な機能、そして自分のITスキルを天秤にかけ、論理的に「ハコ」を選ぶ必要があります。

本記事では、手軽さを極めた日本発の「BASE」と、圧倒的な拡張性を誇るカナダ発の「Shopify」を徹底比較します。あなたが数年後に「このプラットフォームを選んで正解だった」と確信できるよう、それぞれの特性を解剖していきましょう。


ケイ

ねえJulian先生、ショップ作ろうと思って調べたらBASEとShopifyってのが出てきたんだけど、どっちがいいの? ぶっちゃけ、売れればどっちでも良くね?

Julian

ネットショップのサービスは、そのビジネスの基盤となるものだぜ?もうちょっと悩め。

F1レースに出るのに、軽自動車とフォーミュラカーのどちらを選んでも同じだと思うか? BASEは『誰でも乗れるオートマ車』、Shopifyは『高度な調整が可能なモンスターマシン』だ。

お前が目指すゴールによって、最適な車体は決まっているんだよ。

ケイ

モンスターマシンとか言われるとShopify一択な気がしてくるけど……でも、俺に使いこなせるかな? 難しくて挫折すんのが一番怖いんだけどさ。

Julian

挫折はデータ不足から来る。まずは両者のスペックを比較表で脳に叩き込め。

感情を捨てて数字を見れば、お前が今どちらのハンドルを握るべきか、自ずと答えは出るはずだ。よく見ておけ。


両社サービス概要:国内の手軽さ vs 世界の拡張性

BASEとShopifyは、どちらも「SaaS型」と呼ばれるネットショップ作成サービスですが、その設計思想は対極にあります。

BASEは「お母さんも使える」をコンセプトにしており、専門知識がなくても数分でショップを開設できるのが最大の特徴です。

一方のShopifyは、小規模店舗からフォーチュン500に入るような大企業まで利用する「世界標準」のインフラであり、数千種類のアプリを組み合わせて機能を無限に拡張できるカスタマイズ性が売りです。

比較項目 BASE (ベース) Shopify (ショッピファイ)
月額固定費 0円 (スタンダード) / 5,980円 (グロース) 約33ドル〜 (プランによる)
決済手数料 3.6% + 40円 + サービス料3% (計 約6.6%+) 3.25% 〜 3.4% (国内カード)
難易度 極めて低い (スマホでも可) 中〜高 (設定項目が多い)
機能拡張 限定的 (標準機能+App) 無限 (8,000以上のアプリ)
海外展開 弱い (多言語・通貨対応が不十分) 最強 (世界中の通貨・言語に対応)


両社のメリット&デメリット

どちらのサービスも完璧ではありません。一方の長所は、もう一方の短所となる「トレードオフ」の関係にあります。


BASEのメリット&デメリット

BASEの強みは、なんといっても「リスクの低さ」です。売れるまで1円もかからない(スタンダードプラン)ため、テストマーケティングには最適です。しかし、売上が上がってくると、約6.6%という高い手数料が利益を圧迫し始めます。


Shopifyのメリット&デメリット

Shopifyの強みは「資産性」です。SEOに強く、マーケティング機能が充実しているため、長期的にショップを大きく育てるのに向いています。デメリットは、月額費用がドル建てであることと、使いこなすまでに一定の学習コストがかかる点です。

メリット&デメリットの要約

  • BASE:初期衝動を形にする速度
    ◯ メリット:即日開設、リスクゼロ。
    × デメリット:手数料が割高、独自性が出しにくい。
  • Shopify:事業を爆発させる拡張性
    ◯ メリット:手数料が安い、機能が豊富。
    × デメリット:月額費がかかる、操作の習熟が必要。

Julian

ちなみに、俺は「Shopify」を勧めている。

このサイトはあくまで「Million Hunter (億を狙う)」だからな。大規模に稼ぎたい人向けのコンテンツさ。


BASEが向いている人

BASEは、「スピード」と「コスト最小化」を優先するフェーズのビジネスに向いています。

  • 副業でとりあえず始めたい人: まだ売れるか分からない商品を、リスクなしでテストしたい場合。

  • SNSのフォロワーが既にいる個人: 複雑な機能は不要で、ファンにサクッと買ってもらう場所が欲しいインフルエンサー。

  • デジタルスキルに自信がない人: 直感的な操作で、今日中に店を開きたい人。

Shopifyが向いている人

Shopifyは、「スケール(規模拡大)」と「ブランド構築」を本気で狙うビジネスに向いています。


  • 月商100万円以上を目指す人: 手数料の差額だけで月額費用を回収できるため、利益率が高まります。

  • 越境EC(海外販売)を視野に入れている人: 世界中の決済、配送、多言語対応をワンストップで管理したい場合。

  • 独自のブランド体験を届けたい人: デザインや購入後のフォローメールまで、こだわり抜きたいプロ志向。


Q&A:インフラ選びの「損益分岐点」

ケイ

結局、月どれくらい売れるようになったらShopifyの方がお得なわけ? 数字でハッキリさせてよ!

Julian

目安は『月商15万円〜20万円』だ。これを超えてくると、BASEの決済手数料がShopifyの月額費用を上回る。逆に、月15万以下の小規模レベルならBASEで十分だ。

期待値を計算できないと、いつまでも手数料という名の税金を払い続けることになるぞ。

ケイ

15万か……。俺、キャンプギア店で月100万は狙いたいんだけど、そうなると最初からShopifyで頑張ったほうが、後で移転する手間もなくて楽だよな?

Julian

その通りだ。成功する前提で準備する。これが『資産家』の思考だ。目先の『楽』を取ってBASEに逃げるか、将来の『自由』のためにShopifyの操作を覚えるか。お前の野心が試されているな。


まとめ:ビジネスの「器」を正しく選ぶ

インフラ選びに唯一の正解はありませんが、あなたの「野心の大きさ」によって最適な答えは自ずと決まります。

手軽に始めて、まずは1円を稼ぐ体験をしたいならBASE。 最初からプロとして、世界を相手に大きな資産を築きたいならShopify。

大事なのは、プラットフォームを決めたら迷わず「店作り」に没頭することです。

Julian

悩む時間は0円だ。だが、その時間でお前が失っている機会損失は計り知れないぞ。

Shopifyのアカウントを今すぐ作って、最初のページを構築しろ。お土産に、お前が作ったショップのURLを見せに来い。

参考文献リスト

参考文献・推奨エビデンス